栄寿会関東支部企画行事 2001.11.21
勤務先OB会の関東支部企画に参加した。この企画は今回で3回目ということで、旅行先は北茨城方面、東京美術学校を創設した日本近代美術の父 岡倉天心と、童謡 赤い靴、シャボン玉、雨降りお月さんなどで有名な詩人 野口雨情の足跡を訪ねる旅であった。
同時に、祖父が岡倉天心の船頭を兼ねていたという漁師料理店”天心丸”での鮮度抜群の沖ジメの刺身と、名物 あんこうのドブ汁に舌鼓をうつ食彩の旅でもあった。磯原御殿と呼ばれた”野口雨情の生家(通称 観海亭)”、野口雨情が大変な民謡作家であったという新発見もある”野口雨情記念館”や天心がこよなく愛し、愛弟子の横山大観、下村観山、菱田春草、木村武山らを呼び寄せたという五浦(いずら)の六角堂とその周辺のみごとな景観。天心美術館のスケールの大きなすばらしい佇まいと展示品の鑑賞と価値ある旅であった。
ちなみに、北茨城海岸の大王浦、小王浦、椿磯、中磯、端磯の5つの磯を総称して五浦(いずら)ということであった。
東京駅旧丸ビル前をAM8:30に集合、出発、首都高速を抜け常磐自動車道を利用してのバスツアーで、途中 工事区間通過と事故の影響で若干の渋滞はあったが、ほぼ予定通りの運行で友部SA(AM10:00)でトイレ休憩、北茨城インターチェンジにはAM11:05に通過した。野口雨情記念館をじっくり見学したあと、10分ほど離れた五浦(いずら)地区の天心丸での鮟鱇鍋をつつきながらの昼食と懇談。腹ごなしの散策を兼ねて五浦(いずら)の景観を鑑賞した。つづいて岡倉天心美術館で展示品を鑑賞した。帰路は鮮魚センターでの買い物をし、15:50PM、一路東京方面へ、守谷SAで休憩(17:30−17:50)、途中 事故渋滞があったりして東京駅に到着したのは19:30であった。