栄寿会関東支部企画「鹿島・佐原・土浦史跡探訪(バスツアー)」
絶好の行楽日和に恵まれた2005年10月25日(火)、栄寿会関東支部企画バスツアー「鹿島・佐原・土浦史跡探訪」を実施されました。参加者は夫人同伴組が4組の計27名でした。一行は朝8時にJR横浜駅の天理ビル前を出発し高速湾岸道路、東関東自動車道を経由して、最初の目的地「鹿島神宮」へ。参拝して第2の目的地、佐原の「香取神宮」へ。ここでも参拝を済ませて、300年以上の歴史を持つ「馬場本店酒造」の駐車場にバスを駐車して、酒蔵の見学と試飲。お土産に最上級味醂を全員に配布され、満足満足。見学と試飲に続いて、徒歩で日本地図を作成したことで有名な「伊能忠敬」の旧亭はじめ、佐原の古い町並みを見ながら散策。待望の昼食は、うなぎ割烹”長谷川”で特上うな重を食べながら懇談。懇談後、バスは最後の訪問先「雄翔館」(通称、予科練記念館)へ。小1時間ほど記念館の見学、周辺を散策して、帰路へ。これまでは非常に順調に行程は進みましたが、途中、事故渋滞で午後7時過ぎに出発地、横浜・天理ビルに到着、解散しました。参加された皆さん本日は大変お疲れ様でした。
【史跡探訪コース】
天理ビル(8:00出発)→(湾岸道路)→(東関東自動車道・潮来IC)→「鹿島神宮参拝(10:00、10:30)」→(東関東自動車道・潮来IC)→(東関東自動車道・佐原香取IC)→「香取神宮参拝(11:00、11:40)」→「馬場本店酒造、見学・試飲(12:00、12:20)」・・・伊能忠敬旧亭など佐原の町を散策・・・「うなぎ割烹"長谷川"(13:00、14:00)」→「雄翔館見学(14:30、15:00)」→(常磐自動車道・桜土浦IC)→(湾岸道路)→横浜天理ビル(19:00着)解散
【ご参考】
●鹿島神宮:御祭神は武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)
「古事記」「日本書紀」によれば武甕槌大神はイザナギ、イザナミの両神より生まれた火の神"カグツチ"より誕生されたとされている。宝刀"ふつのみたまのつるぎ
"(直刀)は、鹿島神宮の宝物の中でも随一のもので茨城県唯一の国宝。
●香取神宮:祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)
天孫降臨に先立ち武甕槌神とともに葦原中国の平定に派遣された神。古来から国家鎮護の神として皇室との縁も深く、また名神大社として下総一の宮と呼ばれている。
●馬場本店酒造
天和年間(1681〜83)の創業で大吟醸「海舟散人」は全国新酒鑑評会金賞受賞酒。"最上白味醂"が絶品。
●伊能忠敬旧亭
旧宅は商家造りの瓦葺き平屋建てで、当時のまま保存されている。表の店舗と奥の母屋からなり、店舗は醸造業の倉庫を改造したもので、土間・帳場・居室・台所等がある。母屋は寛政5年(1793年)忠敬が48才の時に、自身の設計による。屋敷内の土蔵も含めて国指定史跡。
●雄翔館(通称、予科練記念館)
現在は陸上自衛隊武器学校だが、大平洋戦争時は土浦海軍航空隊が置かれていた。終戦まで日本海軍少年航空兵養成の中心的な施設で、ここを卒業した若い兵士の約8割1万8564名が特攻隊として戦火の海に散った。館内には約1500点にのぼる遺品や手紙などが公開されている。戦時下若い彼らが何を考えていたかを伺い知ることができ、平和の大切さを改めて考えさせられる場所だ。記念館の前にはT6-Gレシプロ練習機も展示されている。